SUKOYAKA日記

メモ帳的存在。岡山在住。

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【まとめ】外国人参政権の実態と二重国籍の増大 

まとめ
p51
各国にこれまで外国人参政権をもたらしてきた理由。
?周辺諸国との間で地域協力や自由貿易協定が結ばれている場合がある。北欧協力がこの例である。
?旧植民地とその宗主国との歴史的関係が緊密な場合がある。たとえば、イギリスと英連邦諸国やスペイン、ポルトガルとラテンアメリカの関係である。
?隣国との歴史的つながりの影響がある。スイスのヌーテシャル州がこの例である。
?国際協調主義的な外国政策と関係がある。スウェーデンが好例であろう。
?福祉国家の論理による。
?自由貿易と国家の開放性による。オランダの場合である。
?多極共存型デモクラシーによる。これもオランダに当てはまる。多数派グループがなく、宗教や階級上、深刻な亀裂のある社会では、少数派の合意形成への関心が高まる。とはいえ、オーストラリアや他のベネルクス諸国が外国人参政権に消極的であったには、この原因による説明を困難にする。(?。?がよくわかりません。)
?多くの外国人が永住の移民であることの承認が必要である。スウェーデンやオランダに対して、ドイツでは、本国に帰ることを期待させることが外国人の参政権を不要とした。
?寛大な移民政策による人口増加策の一環である。スウェーデンは、日本の14分の1の人口で1,2倍の国土を持つ。しかし、オランダは日本の8分の1の人口で9分の1の面積である。
?参政権の承認が統合過程の最終段階ではなく、この過程を容易にする手段であることが認識される必要がある。これも北欧やオランダに当てはまる。
?左派の政党が政権を取っていることも要因である。北欧やオランダに限らず、外国人参政権の発案は、左翼政党であり、国際的な連帯のイデオロギーと親和性を持つとされる。ただし、この問題が政党の政治的争点となった国では、計画倒れに終わっており、実現には、超党派的なコンセンサスも必要である。
★?外国人票があまり重要ではなく、これまでの政治的バランスを大きく崩す恐れのないことも必要とされる。ベルギーではオランダ語政策にとって、外国人がフランス語政党に投票するであろうとの危惧を持っていたことがマイナス要因になったという。
★?外国人の参政権の問題が法的問題というよりも、政治的問題とみられることが重要な要因である。外国人の参政権に関する従来の法的な障害を乗り越える政治的な意思が必要であり、スウェーデンやオランダでは、少数者政策との関連で調整に成功したと言われる。単に人道的な理由だけではなしに、参政権の承認は国民と外国人との社会的不平等やそれに基づく争いをなくすことにより、政治的安定を保障する目的を持ち、国益に合致するとの認識が前提にあるようである。

西欧諸国の外国人の地方参政権年表。◆は定住要件型。何もなしは互恵要件型。
1849年 ◆スイスのヌーシャテル州(選挙権のみ)
1963?74 ◆アイルランド(選挙権のみ)
1974◆アイルランド
1976 フィンランド(?91)◆スウェーデン
1977ノルウェー(?81)
1978デンマーク(?85)
1980◆スイスのジュラ州(選挙権のみ)
1981◆デンマーク
1982アイスランド
1985◆ノルウェー、◆オランダ
1989ポルトガル、スペイン(選挙権のみ、?92)
1991◆フィンランド
1992スペイン
1993年ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、ルクセンブルク、ギリシア、オーストリア。
EU創設のマーストリヒト条約は1992年発効。

●外国人の投票実態
外国人の投票率は、一般に国民より低い。その理由。
?青年などの低投票層が多く?語学能力による情報不足?各党の移民政策が似ているための刺激不足?出稼ぎに来た場合の包摂への拒否反応?非民主的出身国の価値観との内部葛藤。?地方議会の選挙と同じ日に国政選挙が主導で行われ?住民登録の抹消手続きをしていない国外移動者が外国人有権者の母数に含まれていることがある。

9外国人サイン政権と2重国籍をめぐる4つの立場(p55,56)
?同化・排他主義 。2重国籍×外国人参政権×日本。
?共生主義 2重国籍×。外国人参政権○
?多文化共生主義。 2重国籍○。外国人参政権○。 EU。
?多文化主義。 2重国籍○。外国人参政権×。 アメリカ。
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