SUKOYAKA日記

メモ帳的存在。岡山在住。

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? 外国人参政権反対論と国籍制度の国籍制度の三モデル

●憲法解釈の5パターン
?文理解釈 文法的な意味を求める。しかし文言というのは読み方が幾通りもある場合も少なくない。
?歴史的解釈 憲法が作られるまでの経緯や制定者の意図を探る歴史的解釈も検討すべき。
?体系解釈 他の条文との意味関連や憲法原理を踏まえた体系解釈が重要。
?社会学的要因(社会学という言葉は適切なのか?)現実の効果や社会的要因をした解釈。
?比較法解釈 外国の立法を参照するもの。

一 憲法の文言上、公務員の選定は国民のみの権利である。
●公務員の選定権・罷免権は「国民固有の権利」
ここで固有とは「のみ」ではなく、憲法の公定英訳や1953年の法制局の解釈からもわかるように「譲り渡すことのできないとか、奪ってはならない」という意味である。
●国民とは日本国民を指すのか?そうではないと言える。
例えば、国民年金は、1981年に改正され、国籍要件が撤廃されたので、この場合の「国民」は、日本国籍保持者を意味するものではない。同じく行政不服審査法の「国民」も外国人を含む。
国民という言葉は、法律上、必ずしも明確な意味を持っていない。多義的な用語であることを念頭に置く必要があろう。
●憲法は外国人と国民とを区別しながら憲法を作ったか?そうではない。
憲法30条は「国民は、法律の定めるところにより納税の義務を負ふ」と定めている。しかし、これは外国人が納税しなくていいわけではない。
●権利は外国人が持つことのできない合理的な理由がない限りは、外国人も享有することになる。
国民のみの権利だから憲法違反とする解釈は、通説、凡例、政府見解に反する。

二、 参政権の性質上外国人には認められない?
(どこが重要かよくわかりませんでした。m(__)m)

▲日本の人権の到達度はアジアでは最高点だが、西欧の水準には到達していない。
その原因は、死刑制度。女性の社会的経済的平等の遅れ。被疑者段階の国選弁護人制度の欠如(これは平成21年に新しく導入された)。代用監獄制度。在日コリアン差別。

三 国民主権から外国人には認められない?
●「主権」は多義的概念。
?国家権力そのもの(統治権)、?国家権力の最高独立性、?国政についての最高決定権
●伝統的な国民主権の考えかたでは
これまで主権は不可分かつ不可譲のものと考えられてきた。
●EUにおいての主権
欧州統合によって、伝統的な主権の不可分性は崩れ、出入国管理、関税権、軍事権など、国家の主権が様々に制限される。★【ここは詳しく知りたい。主権の不可譲が崩れることによる権利の制限】
●北欧では
国民主権は国会の立法権との関係でのみ問題となり、地方議会の参政権は、そもそも国民主権とは無関係であるとの立場をとる国も多い。【うーん。よくわからん。】

四 民主主義において権利と義務は釣り合うべきである?
●国家への忠誠義務を欠く、外国人は参政権を認めないという論拠がある。
たしかに、国王に忠誠を誓う臣民が国民であった絶対君主制の時代には、この忠誠義務が参政権の前提条件となりえた。しかし今日の民主制の下、憲法や法律を遵守すべき点において、国内にいる外国人も国民と同じである。したがって国民の忠誠義務とは「法的意味を持たない倫理的・政治的要請」にすぎない。
●兵役義務に服さないので、参政権は認められない?
しかし女性はどうなる?
ドイツにおいてはこの兵役義務が、国政レベルでは、この論拠が重要とされる。
●離脱可能性があるから、参政権は与えるべきでない?
国民にも外国旅行や移住の権利があり、また国籍離脱権があるので【権利があるといっても、母国があってすぐに帰れるという立場とはかなり異なるとは思うが・・・。】国家と運命的に時型結びつきがあるわけではない。
●納税義務
○納税義務は国家の社会保障の給付や法秩序による保護と対応するとの見方もある。つまり納税を理由に参政権を求めることはできないということ。
○しかし投票により、その税をどのように支出するかということに対する決定権を有するべきという考え方も納得できる。
かつて、労働者や女性がそうしてきたように、民主的な意思形成への参加が許されることで、不利な状況にあるグループが社会的な改善を獲得するのに参政権は役立てきたとドイツではいう【そーだ。そーだ。】

五 地方自治と国政は同質性が必要である?(かっこわかりにくかった。)【地方政治が国政にどれだけ影響を及ぼすかといったような内容を期待していた。しかしそうではなく、地方が国中央に従属するかとかいう話だった(はず)。】

●諮問機関の設置の方が適切である?
諮問機関があれば、外国人の参政権は不要とする議論は、最終的な決定権限に参加することの意義を過小評価するものである。【だそうです。法的拘束力ないもんね。】

七 相手国との相互主義を基本にすべきである?
多くのEU諸国は、相互主義の要素を持つことになる。しかし、先行する北欧協力諸国では、漸次、デンマーク、ノルウェー、フィンランドが定住型へと移行している。
●相互主義は不公平?
特定の出身国の外国人とそれ以外の外国人との間に義務の点で何ら違いがなく、地方参政権を前者にみとめ、後者に認めないことは差別感を強める。【同感しない。特定の国同士だからゆえ、参政権が成り立ったのではないのか。それとも参政権あげてみたら案外どうってことなかったってことか?】
●国際協調主義
○EUでは文化的、経済的均質性のため参政権付与は容易だった。
○しかしスウェーデンなどが外国人の参政権を認めた時代には東西の冷戦構造が存在しており、外国人の地方参政権の承認による自由で民主的な共生社会を作るメッセージを発することは、近隣諸国との友好関係および平和外交のための重要な政策課題ともなりうる。【こんな夢物語のような話の裏にはなんかありそう。気になる。】

八 外国人の出身国および外国人団体が反対する?
同化されるのが嫌だそうです。

九外国人は母国の政治に参加すべき?
YOYO!

十 帰化による国籍習得が本筋である?スジっってぇもんだろうよぉ?
●日本の帰化
日本の五年は長いわけではなく、言語能力についても多くの国で見られるところであり、スウェーデンだけが不要にしているにすぎない。
○日本のように言語に加えて同化の二重の条件が加わるのが、スイス、ベルギーおよびフランス。素行が善良であることは多くの国が認めている。日本のように成形要件を問題とする国は、ドイツ、オーストリア、イギリス。
▲最良帰化の一般条件の図(p96)
●血統主義と生地主義の成立理由
●血統主義×移民送り出し国
親の国籍を子供が継承する血統主義を好み、国外の国民との緊密なつながりを維持する。かつての移民送り出し国であったドイツや北欧諸国にもこのことは当てはまる。
●生地主義×移民受け入れ国
移民を遅滞なく国民にすることが好まれ、その領土内で生まれた子供は生地主義に従い自動的に国民となる。アメリカ、カナダ、オーストラリア。

★しかしこの二分法は現在あまり有効でない。
ポイントは帰化が容易か。二重国籍を認めるか。外国人参政権に必要要件は何か?

●帰化率(広義では、[狭義は知らんが]一んrンかんに帰化などにより後天的に国籍を取得した人の割合が、全体の在留外国人のなかでどのくらいか示す指標である。
日本は1990年代を通じて1%前後。
排他的モデルから転換したベルギーでは、1992年に国籍取得率が前年0,9%から5,0%に急上昇した。これは、外国人の子供の国籍が、二世代にわたってベルギーで生まれた場合は、おや、子供が一定の居住歴がある場合、従来の国籍を放棄することなく、届け出により認められるようになったためである。
ドイツでは2000年からは永住者の子供は生地主義で国籍を取得する。【マジで?二重国籍についての記述はなかった。】
○日本側も、韓国、北朝鮮、中国の側も、いずれも重国籍に寛容でない現状に合っては日本国籍の取得を奨励し、広義の帰化率を高める効果は大きくないだろう。
★p103 定住外国人の権利としての国籍取得の条件


★感想
外国人参政権を互いに認め合う国同士は、領土問題や国防の点で懸念はないのだろうか。あるから地方参政権に限っている国が多いのだろうけど、地方参政権の国政に対する影響力はないのだろうか。
そういった疑問にたいする答えとなりうるような記述は見つからなかった。
参政権や二重国籍がEUや北欧で認められてきているのはわかったから、なぜ日本ではそうではないのかという点を、政治的・歴史的に比較して理由を提示してもらえたらありがたかった。
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