SUKOYAKA日記

メモ帳的存在。岡山在住。

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事務次官って何? 

事務次官廃止、厚い壁 

事務次官というのは各省庁のトップのこと。省庁に配属された国?合格者の出世争いのゴールである。
ちなみに、同期の中で一人だけがその椅子に座ることができ、他の敗者達が省庁を辞めさせられ、(同期や先輩がいると指揮しずらいとか、他の理由もあるだろうけど)天下る。そんなおかしなシステムも存在する。これは余談。

で、事務次官の重要な仕事として事務次官等会議への出席がある。各省庁の事務次官プラスαが参加し話あう。そこで主な仕事が法案提出の承認だ。会議の全会一致がなければ閣議には通されない。つまりどこかの省庁の事務次官が一人でも反対すれば承認されない

へー事務次官ってそんな権限をもっているだー。流石トップ、と思うかも知れないが実はそうでもない。
実際のところ事務次官会議は儀式化しているのだ。
実務的には、法律を作る際、会議の前に各省庁の利害調整のため根回しが行われる。だから会議以前に議論が完了している場合が多い。例外もあるらしいが(利害調整がうまくいかず、どうしても通したい法案があるときなど。強引に会議に提出すると、いつも反対のない会議なので、反対しずらく案外通るときもあるのだとか)。


とまあ、私が知っているのはこのくらいなのだが、ここからはで一つ事務次官廃止についての意見。

こんなんじゃ確実に民主党の脱官僚依存・政治主導はうまくいかないだろう。

民主党は全く何を考えているのかわからない。この前は国会答弁で官僚に代理答弁をなくすと言っていたが、それでは政治家の仕事が増えるだけである。ただでさえ政権を取るためだけの使えない新人議員が増え、他の政治家の仕事が多くなっているのにも関わらず、こういう官僚の仕事だけをなくしていくのは自殺行為である。政治が回らなくなるだけだ。
官僚の弱体化を図るのは良いが、それは官僚の支配力をそぎ落とすことだけに集中すべきで、能力をそぎ落としてはならない。

では具体的に政治家たちはどうすべきか?

政治家は情報の力を付けるべきである。これまでは官僚の大量に持つ情報に踊らされ、コントロールされてきた。
官僚の持っている力は情報である。その情報を駆使して自分たちの予算を削られないように努力している。
これに対抗するため自分たちも情報を大量に収集すべきなのである。

これは現在の日本の政治家にとって可能であるか?

答えとしてはおおむねNOだ。なぜなら自分で情報を収集するのには金がかかる。年間1億円国税が使われていると言われる。無駄だからもっと減らせという批判もあるが、真面目に政治活動を行う人にとって、政府から支給される金額は少ない。公設秘書は3人までしか雇えず、足りなければ私設秘書を雇う必要がある。アメリカでは20人以上、韓国でも6人以上公費で秘書を雇うことができる。
なぜそれらの国ではそんな多くの秘書を公費で雇っているのか、税金の無駄だと思うかもしれない。
しかしそれは間違いである。彼らは政治的な仕事の補助を任されているのである。つまり立法や政策決定である。

日本の政治家はこの立法や政策決定の仕事を省庁に任せてきたのである。だから官僚の思うがままだったのである。


政治主導にするために?政治家一人当たりの支給金を高くする。また政治家の数を減らす。
政治家の数を半分にして、支給金を倍にすれば政治家の金不足を完全することができる。これなら予算も増えない。反対するのは政治家くらいだろう。

しかし私としては、おそらく国民は反対するが、それプラスもっと予算を政治家に充ててもいいような気がする。なぜならこれで省庁の規模が減るからだ。その理由は以下。

まずなぜ官僚組織の予算は増え続けているか?という疑問に答える。
「スティグリッツの法則」というセオリーがある。
それは「官僚は自分の属する省庁のサイズを最大化しようと努める」というもの。

それは「モチベーション」という言葉がキーワードとなる。胡散臭いが、騙されたと思って読んでください。
まず仕事におけるモチベーションは何か。
いろいろあるが、評価されたい、昇進したいということが大きいだろう。
一般企業であれば、儲けを出したり、効率化を図ったりすることによって達成される。
しかし公共機関の仕事で儲けを出すのは難しい(というか、そもそもなぜ公共機関がしているか考えればわかる)。
効率化はどうか?これは自分の仕事を減らすということにつながる。
一般企業では好ましいが、官僚組織では全くそうではない。
なぜなら、各課・各部というのは互いにまた他の省庁や予算の取り合いを行っているからである。それは自分たちの仕事をなくさないためである。官僚にとって仕事は問題解決の手段ではなく、目的となっているのだ。【セルフツッコミここがわかりにくいという人が多いかも、正直自分もそう。予算を取ってくると、OBの評価があがり、よい天下り先が提供されるという話も。逆にいえば予算を減らすのは不名誉なことだとか。ほんまにそうか?】
そのためどんどん仕事は増えていくのである。

この悪のスパイラルを止めるには効率化へのインセンティブを与える必要がある。
もちろん、政治家が上から押さえつけるのもありだけど、それでは今のままで変わらない。事業仕分けを財務省が支配しているのを見ればわかる。
といってもよい手段が思いつかない。

では終了。

以下セルフツッコミ
正直曖昧な議論をしてしまった感がある。ただ単にそれっぽいことを言うだけの「ダメな議論」の典型である。
だって細かいこと知らないんだもん。という言い訳は私みたいな影響力の無い者が言うのは自由だ。
しかし平気で「細かいことをしらない」のに堂々と発言をしている人が多い。特にネット・テレビには。
ただ、ネットは許されるだろう。単なる一個人の発言として処理される場合がほとんどだから。しかしテレビはタチが悪い。
テレビで発言している人はいわゆる有名人である。彼らは絶大な影響力を持つ。特に無学な人には。
最近テレビに学者がよく出てくる。有用な場合もあるが注意する必要がある。
視聴者は学者が言うんだから間違いないというスタンスで見る者がほとんど。経済学者の発言が株価を動かすくらいだ。しかし学者はそれぞれの専門分野というものがある。その領域を飛び出した議論までしてしまうのが問題である。一見彼らはもっともなことを言うので、視聴者はそれを絶対の答えとして受け取る。そうして間違った解釈がどんどん生み出されていくのだ。


なげーよ



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