SUKOYAKA日記

メモ帳的存在。岡山在住。

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バカでもわかるイラン・イスラム革命 wikiより

イスラム革命までの経過

白色革命。アメリカの傀儡政権。イスラム教弾圧
パフラヴィー朝下のイランは石油国有化を主張してアメリカの干渉政策と国王によって無念のうちに失脚させられた1953年のモハンマド・モサッデク首相失脚後、
ソビエト連邦の南側に位置するという地政学的理由もあり、西側諸国の国際戦略のもとアメリカ合衆国の援助を受けるようになり、脱イスラーム化と世俗主義による近代化政策を取り続けてきた
皇帝モハンマド・レザー・シャーは1963年に農地改革、森林国有化、国営企業の民営化、婦人参政権、識字率の向上などを盛り込んだ「白色革命」を宣言し、上からの近代改革を推し進めたがその実態はアメリカの傀儡政権であった。
シャーは自分の意向に反対する人々を秘密警察によって弾圧して、近代化革命を推し進めた。
近代化にはイスラム教は邪魔と考え、厳しい弾圧を続けた。結果、宗教界の人々はもとより、国王の独裁政治に不満を持ったイラン国民はシャー打倒を叫び出した

反体制指導者に対する中傷に対する暴動と反政府デモの拡大
1978年、パフラヴィーによって国外追放を受けたのちフランス・パリに亡命していた反体制派の指導者で、十二イマーム派の有力な法学者の一人であったルーホッラー・ホメイニーを中傷する記事(特に記述がないんだが、これは国が出した記事なの?)を巡り、イラン国内の十二イマーム派の聖地ゴムで暴動が発生。その暴動の犠牲者を弔う集会が、死者を40日ごとに弔うイスラム教の習慣と相まって、雪だるま式に拡大し、国内各地で反政府デモと暴動が多発する事態となった

皇帝側、反発を収集できず、反皇帝側が首相に
皇帝側は宗教界と事態の収拾を図ったが、反対運動は激しくなる一方で、11月、収拾策に行き詰まった皇帝は、国軍参謀長のアズハーリーを首相に登用し、軍人内閣を樹立させて事態の沈静化を図ったが宗教界や反体制勢力の一層の反発を招くなど事態の悪化を止めることができず反皇帝側の政党である国民戦線のバフティヤールを首相に立てて、翌1979年1月16日、国外に退去した

イランは国民投票に基づいてイスラム共和国の樹立を宣言し、ホメイニーが提唱した「法学者の統治」に基づく国家体制の構築を掲げた。

革命の国外への影響

アメリカ・西側諸国への影響
イスラム共和国体制は、アメリカの支援を受け近代化を行っていたパフラヴィー朝を倒したことや、露骨な反欧米主義とイスラム至上主義を掲げたことから、アメリカをはじめとする西側諸国とイランとの関係が悪化した。
特に、11月にはアメリカ大使館人質事件が起こり、アメリカとの関係は断絶寸前となる。またパフラヴィー朝が西側諸国に発注していた兵器の開発・購入計画が全てキャンセルされた事で、イギリスのシール(チャレンジャー1)戦車やアメリカのキッド級ミサイル駆逐艦など多くの西側諸国の兵器開発に影響を及ぼす事になった

○周辺アラブ諸国への影響
一方、周辺のアラブ諸国にとっては、十二イマーム派を掲げるイランにおける革命の成功は、十二イマーム派の革命思想が国内の十二イマーム派信徒に影響力を及ぼしたり、反西欧のスローガンに基づくイスラム国家樹立の動きがスンナ派を含めた国内のムスリム(イスラム教徒)全体に波及することに対する怖れを抱かせイランは周辺アラブ諸国からも孤立することになった。

イラクのイラン侵攻。国内へのイラン革命の波及。
1980年、長年国境をめぐってイランと対立関係にあり、かつ国内に多数の十二イマーム派信徒を抱えてイラン革命の影響波及を嫌った隣国イラクイランに侵攻、イラン・イラク戦争が勃発した。
○アメリカのイラク支援。産油地域を守るため。イスラム革命への恐れ。
イランの猛烈な反撃によりイラクが崩壊し、産油地域が脅かされたり、十二イマーム派の革命が輸出されたりすることを懸念したアメリカがイラクに対する軍事支援を行った結果、この戦争は8年間の長きにわたり、イランの革命政権に対して国内政治・国内経済に対する重大な影響を及ぼした
また、戦争は国際化し、ニカラグアの内戦(コントラ戦争)から波及したイラン・コントラ事件【これは初耳だ】など、国際的なスキャンダルを巻き起こした。
また、イラン革命と同じ1979年に起こったソビエト連邦のアフガニスタン侵攻も、ソ連が、イスラム革命がアフガニスタンへ飛び火することを恐れたために長期化したとも言われる。

革命後のイラン
○イスラム原理主義。革命後は『イスラームの良き価値観』に基づいた支配を行う『ユートピア』としてのイスラム国家の建設が政権によって推進されることとなり、シャリーアが国法となった。

○宗教的弾圧
このためイスラーム以外の宗教の信者はすべて二級市民(ズィンミーに相当)となり、バハーイー教徒のように信仰を禁じられる人々もいた。

○女性の権利の後退
女性はヒジャブの着用を強制され、違反した場合逮捕されたり公職から追放された
イランにおける宗教的自由や女性の人権は大きく後退したとされる。
シャリーアに基づき女性の結婚最低年齢は9歳となったため女児への児童性的虐待は、それが正当な婚姻を経た後なら合法(ハラール)となる可能性さえ生まれた。【ロリコンはイランに行きましょう。

○政治的弾圧
また革命にはつき物であるが、旧体制の支持者と断罪された人々が多く処刑された。その中には王党派のみならず、自由主義者やマルクス主義者なども存在していた。


革命後の教育と女性の地位の向上


政府は人口の半数を構成する女性の革命体制への積極的な参加を促してきており、特に女性教育を重視して学校の増設や女性教育者の養成に取り組んできた。この結果、革命がもたらした成果の一つとして識字率の上昇と共に女子教育の飛躍的な拡充が挙げられる。

イスラム社会主義による地域格差是正。男女分離政策による女子就学への抵抗感の払拭
それは、就学率の上昇と高学歴化として表れ、特に農村部に顕著である。このことは、イスラム社会主義による公共政策の普遍化によって都市と農村との格差が是正されると同時に、男女分離政策が、逆に地方の信心深い人々の女子就学への抵抗感を払拭したことによるもので、社会の伝統的な文化に沿う政策が、大方の見方とは逆に社会変革の進行をスムーズに促していったことが見て取れる。

○以下その実例。長いっす

例えば、辺境州も含めた女子の小学校総在籍率が革命前(1975年)の71%から現在(2009年)の96%以上となり、更に中学から大学準備過程を含めた中等教育では、女子の総在籍率は33%(1976年)から76%に飛躍的に向上している。そのため、現在の高校在学生全体における女子比率は都市部で49.4、農村部で45.1%となっている。

大学進学率は1998年に女子が52%に達し、男子をぬく。今日では62%
イランでの公立大学への進学は、年一回のコンクールと呼ばれる大学統一試験に合格しなければならないが、全合格者に占める女子比率は年々上昇し、1998年には遂に男子を抜いて52%に達し、現在では高等教育における大学生の男女比率は、医学、人文、基礎科学、芸術の各専攻とも完全に女性優位となっている。

世界各国の高等教育全般において女子が男子を凌駕する国はイランの他には無く、これなどはイスラム革命の実像を判断する上で重要な視点を提供してくれている。既に革命後の僅か4年間で女子の高等教育への進学率が8倍に達したことが指摘されていたが、今日、大学生の女性比率は62%を超え、男子の倍近くに上っている。

○女性の医療は女性しか行えず、女性の医療分野の進出(男性に対する医療はどっちでも可)
高等専門職の女性比率の顕著な高まりは、例えば国民医療の公営化による普及と男女分離政策が、医師をはじめとする医療分野での女性の進出を促し、女性専門職の増大を後押ししていることから、制度的にも高い整合性を保っている。それは、女性患者の診療は女性医師が行う必要があり、逆に男性患者の診療は男女どちらの医師でも構わないとされるために、医療分野においては特に女性の方が男性よりも就業の自由度が高いことも影響している。

男女別学だが、平等な教育。違いは防衛準備科のみ
周知のように、イランでは中等教育までは男女別学が基本だが、教育カリキュラムは、中等教育過程での男子を対象に防衛技術を教える「防衛準備科」を除き、教育の全過程を通して完全に男女同一である。一般的にいう技術・家庭科などの区別も無いため、男子は料理や裁縫も、女子は木工や機械工学も等しく学習することになっている。
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