SUKOYAKA日記

メモ帳的存在。岡山在住。

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第二次中東戦争(スエズ戦争) wikiのまとめ

背景

スエズ運河建設。財政破綻のためイギリスの保護国に
スエズ運河はフランスおよびエジプト政府による資金援助で1869年に開通した。しかし、この建設費負担の為にエジプトは破綻、エジプト政府保有株はイギリスに譲渡された。エジプトはイギリスの財政管理下におかれ、後に保護国となった。【なんでわざわざ破たんしてまで建設したのかがわからん

○運河の重要性
運河はイギリスにとってインド、北アフリカおよび中東全体への戦略上重要な地点であり、その重要性は2つの世界大戦によって証明された。第一次世界大戦時、運河は英仏によって同盟国側の船舶通航が禁止された。第二次世界大戦時は北アフリカ戦役において粘り強く防衛された。

エジプト革命
1952年に軍事クーデタでナギーブ将軍を大統領に擁立すると、翌年に国王を退位させ共和制へと移行させた。
また、スエズ運河地帯に駐留していたイギリス軍を撤退させる協定を結ばせる一方で、米ソ二大国のどちらにも関わらない非同盟主義にたつなどアラブ世界の糾合に努めた。

西側諸国との関係の悪化。スエズ運河の国営化
アメリカ合衆国がイスラエルへの配慮からエジプトへの武器供与に消極的だったこともあり、東側陣営のチェコスロヴァキアから新式の兵器を購入すると、西側諸国との関係が悪化してアメリカ合衆国などからアスワン・ハイダム建設資金の融資を拒否されるという報復を受けた。こうした中、1956年に大統領に就任したナセルは、7月26日にスエズ運河の国有化を行なった。


戦争の推移


このナーセルのやり方に憤慨した英国首相アンソニー・イーデンは運河の国際管理を回復するために数ヶ月間に渡りエジプトとの交渉を続けたが、結実は成せず。

○英仏の交渉。仏の誤解
また、フランスは当時アルジェリア戦争においてエジプトがアルジェリア民族解放戦線に対する各種援助を提供する実質上の庇護者であると誤解し、ナセル政権を打倒することこそがアルジェリアにおける紛争終結に結びつくと考えた

○英仏のイスラエル利用
英仏両国政府はエジプトに侵攻を画策したが、第二次世界大戦以後、かつてのような侵略目的の戦争は非難を浴びる社会となっていたことから、英仏が目をつけたのが第一次中東戦争でエジプトと敵対していたイスラエルであった。
イスラエルはエジプト革命の際にもエジプトを攻撃しており、激怒したナセルはイスラエルのインド洋への出口であるアカバ湾と紅海をつなぐチラン海峡を軍艦を持って封鎖し、イスラエル経済に打撃を与えていたためである。

○利害の一致した三国
スエズ運河の利権を手放したくない英仏と、チラン海峡における自国船舶の自由航行権を確実なものとするためにエジプト軍をシナイ半島から追い払いたいイスラエルは利害が一致した。

○三国のシナリオ
イスラエルがシナイ半島へ侵攻したところで、英仏政府が兵力引き離しのためにイスラエル・エジプト両国に軍をシナイ半島から撤退するように通告する。
当然どんな国も自国領土から撤収するはずがないので、エジプトへの制裁を大義名分として英仏軍が介入し、エジプト軍をスエズ運河以西へ追い払った上で
スエズ運河地帯を兵力引き離しのための緩衝地帯に設定して平和維持を名目に英仏軍が運河地帯に駐留し、イスラエルはシナイ半島を占領する、というのが三か国が描いた筋書きであった。


イスラエルの侵攻

○イスラエルの優勢
1956年10月29日、イスラエルは侵攻を開始した。
第一次戦争のときとは違い、英仏の兵器で重武装したイスラエル軍に対してエジプト軍は防戦一方となり、撤退を繰り返した。

○英国政府のエジプト退去命令 
ロンドンで英国政府により、スエズ運河から少なくとも16km内陸に入った地点まで兵力を撤収するという最終通告がイスラエル、エジプト両国代表に手渡された。
この時点でエジプトは運河を完全に占拠しており、イスラエル軍はそこから約50kmの地点にいたため、この通告は事実上エジプトに対する運河からの撤去命令であり、英仏の目論見によるものであった[3]。

○ナセルの抵抗 
ナセルは苦しい立場におかれたが、結局通告を拒否して徹底抗戦の意思を表し、エジプト軍は、スエズ運河を物理的に通航不能にさせる実力行使に出た。すなわち、艦船を運河に沈めてバリケードを築いたのである。


○エジプトの劣勢。ガザ地区降伏。
10,000人以上のエジプト軍人が駐屯するガザ地区にも攻撃を加えたが、国連の調停によりガザ地区のエジプト軍政官が降伏した。

英仏軍は11月5日、シナイ半島への侵攻を命じた。さらに英軍は落下傘部隊を以て、スエズ運河西岸ポートサイドのエジプト軍を急襲した。


停戦と撤退

○ソ連と米が手を組み、エジプト側に
エジプトの降伏は目前かと考えられたが、ここでアメリカ合衆国のアイゼンハワー大統領が、冷戦で対立していたソ連のブルガーニン首相とも手を組み、停戦と英仏イスラエル軍の即時全面撤退を通告した。

平和のための結集決議
国連も、英仏の拒否権で機能を失った安保理に代わり、平和のための結集決議による国連緊急総会が招集された。英・仏・イスラエルに対し即時停戦を求める決議を求める総会決議997が11月2日に採択された。アメリカ合衆国・国連により圧力を受け、11月6日に英仏が停戦受諾、11月8日にはイスラエルも受諾し、全軍の停戦に至った。


これにより、英・仏・イスラエル対アメリカという構造になってしまった。ここで、カナダの当時外相ピアソンが、PKOの提案を国連にし、英仏は名誉を持って【ここら辺のくだりがわからん】撤退が可能になったのである。ピアソンは翌年にノーベル平和賞を受賞した。

戦後

○英国首相辞職
結局、英仏はスエズ運河を失い、英国首相アンソニー・イーデンは敗戦の責任をとらされる形で辞職に帰着した。

○イスラエルの制圧地帯からの撤退
制圧した全地域からの軍撤退【てことは多分ガザ地区も】を決める合意が成された。首相兼国防相のベン=グリオンは右派政党の批判を抑えながら、1957年3月16日に撤退を開始させた。

○エジプトの発言力の強化
対してエジプトは国有化宣言を実行できた上に、イスラエルと英仏に対して正面から戦ったことでアラブから喝采を浴び、アラブ世界でのエジプトの発言力を確固たるものとした。ナセルは翌1957年1月に国内の英仏銀行の国有化を宣言、エジプト国内の欧州勢力を一掃し4月にはスエズ運河の通航を再開した。

○英仏への影響。
しかし英仏は惨憺たる結果で、イギリスは戦費として5億ポンド近く出費したが戦果は得られず、それどころかポンドが大幅に値下がりした。
それが原因となりイギリスはアメリカに対して経済的立場が弱くなりアメリカに追従せざるを得なくなった。【歴史はよく知らんが、それまでは英もチョケチョケだったってことか
フランスもこの戦争で得たものはなかったが、米ソ以外の新しい勢力として、ド・ゴール主義【フランス独自主義。核ももったるで主義。】を根幹とする新しい外交政策を創り出した。


【まとめ】
この戦争で英が米に追従せざるを得なくなったということは興味深い。米のこの戦争介入はソ連以外の国が力を持つことを厄介に感じたためか。次の第三次中東戦争では米はイスラエル側についている。ソ連はアラブ側に。
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