SUKOYAKA日記

メモ帳的存在。岡山在住。

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レバノン内戦 1 1975? wikiのまとめ

歴史的背景

WW1後フランスの分断政策
元来のレバノンの領域は「小レバノン」と呼ばれ、これはオスマン・トルコ帝国時代にこの地を支配したドルーズ派の支配地を根拠とする。
長らくこの地域こそが真のレバノンとされたが、第一次世界大戦後、事実上の宗主国となったフランスは元来のレバノン領域(小レバノン)を大幅に越えて、「大レバノン」と呼ばれる元来シリア領域とされるベッカー高原、レバノン北部及びトリポリ市、レバノン南部をも含めて国境線を作成した。これはマロン派を含めたレバノン独立運動を阻止させたいフランスの分断政策の一つであった。この事がレバノン内戦を誘引する根本的な理由となった。
【フランスは独立を阻止するため、あえて多様なアイデンティティーを含む地域を一つの国としてまとめ、不安定な時間強にした。】

フランスの思惑通り帰属意識の低い国民
分断政策により、レバノンという国家そのものが人工的なものであり、宗派別で国民・国家の意識の濃淡が激しかった。
具体的に言えば、独立運動を牽引したのはマロン派とドルーズ派であり、この両派はレバノンに対する帰属意識が高いといわれる。
一方、スンニ派やシーア派、ギリシャ正教徒はもともと小レバノンには少なく、大レバノンに多く住んでいた。彼らの生活圏は元来シリアであり、ベイルートよりもダマスカスの方に帰属意識が強かったとされる。
これらに対して、比較的最近になって移住してきたアルメニア人は内戦に積極的には関わらず、中立の姿勢を貫いていた。

○イスラム教徒の反発
大統領はキリスト教徒、首相はイスラム教スンニ派、国会議長は同シーア派……というように宗派ごとの閣僚・議席のポストを配分した。これは不文協定であり、暫定的であって国勢調査に基づいて変動が行われるという条件であったが、
実際に国勢調査は行われず、イスラム教徒の増加を無視する形でこの「国民協約」に則った国家運営が続けられた。この事が、不利な立場を強いられるイスラム教徒の反発を買った。

推移

多数のパレスチナ難民が流入
度重なる中東戦争、さらに1970年のヨルダンによるパレスチナ解放機構(PLO)追放(ヨルダン内戦、黒い九月事件)が発生すると、多数のパレスチナ難民がレバノン国内に流入。イスラム教徒数の自然増加と相まって政治バランスが崩れ始めた

強大な軍事力をもったパレスチナ難民
国内に国軍以上の軍事力を持つパレスチナ難民の存在に、マロン派からは懸念が示され、武力闘争によって難民を追放しようという動きも出てきた。


武力を恐れたレバノンは難民に特権を与えた。イスラエルの反発
PLOの流入の結果、流血の事態を恐れたレバノン政府は、PLOに対して自治政府なみの特権を与え、イスラエルへの攻撃も黙認する事となった。
この協定の結果、レバノン南部に「ファタハ・ランド」と呼ばれるPLOの支配地域が確立。レバノン国軍にPLOを押さえ込む力が無かった結果の措置だったが、イスラエルには明確な敵対行動としか映らなかった。イスラエルは南レバノンやベイルートを攻撃。当時のレバノンは一定の空軍力こそ保有していたが政治力学的【政治力学的にって言われてもわからんぜよ。攻撃したら逆に危ないってこと?】にレバノン国軍はこれに報復する事はできなかった。この姿勢はイスラム教徒の怒りを買う事となった。


マロン派対イスラム・パレスチナ難民
優位保守を主張するマロン派と、政治力強化を欲するイスラム教信者・パレスチナ難民との間で対立が激化する。
ファランヘ党をはじめとするマロン派は米国・ロシアから様々な重火器を調達し、既存の民兵組織を強化した。また、イスラム教徒もPLOやシリアから軍事支援を受け入れ、アマル(シーア派)やタウヒード(スンニ派)といった民兵組織を構築していった。

高級なリゾートホテルが立ち並ぶベイルート港に、次々に新品の軍用車両や火砲が荷上げされるという不気味な風景が1970年代後半に数多く見られる中、1975年に内戦に発展した。
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