SUKOYAKA日記

メモ帳的存在。岡山在住。

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3,6 1920年代の政治過程

WW?後、政治での都市中産層の力が増した。都市中産層は憲法や法律を順守し、共和制を寡頭制ではなく、自由主義的なものにする人物や運動を支持した。公正な選挙、個人の権利の尊重、教育、秘密投票、不正選挙を阻止する選挙裁判所の設置を期待した。
○軍の反乱
1922年サンパウロ州とミナスジェライス州は大統領選にミナスジェライス州知事のアルトゥール・ペルナンデスの立候補を発表した。しかしリオグランデスル州はこれはコーヒー価格支持政策の価格支持のための政治的裏取引があったと非難した。また同州は州の自治権を制限する憲法改正を恐れた。(実際1926年ペルナンデス政権により実現した。)またペルナンデスの選挙活動中、新聞にペルナンデスが書いたように見せかけた軍部への批判を書いた書簡が発表された。偽物だったが軍部の敵意をあおるという首謀者の目的は達成された。また政府がペルナンブーコ州の地方政治に介入するために、陸軍部隊を投入しようとしたところ軍人クラブが抗議した。そこで政府は軍人クラブの閉鎖を決定する。
こうして「テネンティズモ運動」とよばれる軍の反抗運動が起きることになった。少佐や大尉が多く参加した。最初の反乱は1922年7月5日リオでの「コパカパーナ要塞の反乱」が起きた。反乱はほかの部隊へは広がらず、要塞は包囲され、翌日十数人を残し数百人が投降した。そして残りは政府軍に立ち向かい2人の軍人が重傷で生き残った以外は死んだ。この運動から「テネンティズモ」の伝説は始まった。
2年後、1924年7月5日、いわゆる「第二の7月5日」がサンパウロで起こった。ペルナンデス政権の打倒を目指し、サンパウロの重要性を考慮し、攻略しようとした。そしてサンパウロ市は革命軍の手におち、7月27日まで支配が続いた。その後彼らは退去しパラナ州西部パラナ川とイグアス川の合流地でリオグランデスル州からの別の部隊を待った。
リオグランデスル州での反乱はテネンティズモと州青磁の反主流派が融合し何回かの戦闘の後、反乱者たちは、パラナ州を目指し、合流した。そしてオリガルキーに対抗して、民衆を立ちあがらせるため、ブラジル全国を行軍することにした。こうしてミゲルーコスタールイス・カルロス・プレステス隊(プレステす隊)が誕生した。
1927年2?3月までかなりの距離を行軍した。農村住民の支援に期待したが幻想だった。軍事的な成功の可能性はなかったが、支配エリートに不満を抱く都市住民には、テンティズモたちの勇敢な運動は、共和国が変わるという期待に映った。

●テンティズモとは何だったのか
これを理解するには陸軍内部と社会の変化を考慮する必要がある。
陸軍士官学校では実証主義に基づく多様な教科はなくなり、かつての士官学校の目的だった「市民としての軍人」から専門的軍人の養成に変わった。陸軍の将校は専門的な軍人になったとはいえ、社会や権力構造にも関心を持った。エルメス・ダ・フォンセッカ政権期にはオリガルキー抑制のため大統領に対する圧力団体として、文民と軍人による「救済主義者」と呼ばれる団体を作った。
陸軍中級将校の不満の主な1つは、ポストが少なく昇進の機会が少なかったことだ。テネンティズモらは反自由主義とまではいかないが、直接選挙や普通選挙を無条件で支持せず、国家と社会の権威主義的改革への信念が見え隠れすることもあった。

●コーヒー政策の転機
債務は増える一方で、イギリスの財政視察団はコーヒー価格支持と紙幣発行に起因する深刻な危機を指摘し、ブラジルの債務支払い不履行を恐れていた。連邦政府はコーヒー保護に意欲を失う一方、コーヒー部門は連邦への不満を抱いた。そこで価格支持政策は連邦からサンパウロ州に移管した。これでコーヒー不況は緩和されると思われた。

リオグランデスルのエリートたちは対立を経て結束した。しかしサンパウロでは共和党の権力独占に危うくなった。1926年には秘密投票と投票の義務、少数勢力へ議席確保、三権分立、裁判所による選挙不正の監視、を掲げ自由主義的な民主党が誕生した。民主党幹部は社会的威信の高い専門職従事者とコーヒー農園主の若い子弟だった。サンパウロ共和党は自由主義を嫌悪していた。

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